産後骨盤矯正

くろやま鍼灸整骨院のこんなお悩みありませんか?

  • 腰、股関節、恥骨など骨盤周辺の痛みがとれない
  • 出産前に履けていたジーンズ、スカートが入らなくなった
  • 下腹部のポッコリ、下半身のスタイルが気になる
  • 妊娠中に体重が増えたが、出産後に元に戻らない
  • 尿漏れがなかなか治らない

よく骨盤矯正というコトバを耳にしますが、どんなイメージをおもちでしょうか?

マッサージ、器具を利用した押し込み、ストレッチ・・・どんな方法でもズレた骨格を元に戻す事を矯正といいます。

むしろ問題は骨格を戻した後にそれをどう維持していくかです。

では骨盤はどうすれば閉まり、どうなすれば緩んでしまうのでしょうか?

その答えは内在筋、つまりインナーマッスルにあります。

インナーマッスルを鍛えることで、正しい骨格の位置をキープすることが出来ます。

最終的には患者さまがご自身の筋肉で骨盤のズレをコントロール出来るようになることが当院でのゴールとなります。

生野区今里くろやま鍼灸整骨院 妊娠中・産後に起こる母体の変化

女性施術者の骨盤矯正写真

産後は妊娠期から続く特徴により、骨盤の構造的変化から

骨盤前傾と腰椎の前弯
お腹のたるみ(組織の伸張)
骨盤の開き(仙腸関節の歪み)
骨盤底筋群の緩み(組織の伸張)

などの症状が現れることが多いです。

また、妊娠期に起こる身体の変化として

体重増加
子宮の増大
骨盤、姿勢の変化
頻尿・尿失禁

などの症状が筋やその他結合組織等の機能低下により現れます。

※具体的な変化

子宮の大きさ(非妊娠時から最大時の比較)
重量:50g→20倍の1000g
容量:約5ml→800倍の4000ml
大きさ:長さ7㎝→35㎝、幅5㎝
厚さ:3㎝→22㎝

②ホルモン変化
妊娠初期からリラキシン、エストロゲン等のホルモンにより、分娩を容易にするため恥骨結合、仙腸関節といった骨盤周囲の靭帯の弛緩が起こる

③骨盤の変化
骨盤周辺の靭帯の弛緩により仙腸関節と恥骨結合の可動性が増大する
そのため骨盤の骨性の強度が失われる
また子宮が大きくなるにつれて物理的な負担が掛かり周辺の筋や組織に負荷が掛かるため、組織の安定性の弱化が起こる

 

これらは腰痛、股関節痛、恥骨筋、尿失禁などの症状の原因となります。

妊娠期の身体の変化により、骨盤は構造的にも不安定な状態になります。

産後一定期間に起こる骨盤の歪みは回復はしていきます。

ですが、歪んだまま骨盤が締まったり靭帯や筋といった組織の回復していない場合、痛みや不快な症状が残ります。

そこで、産後は骨盤周辺の組織を回復させることを最初のステップとします。
結果、機能改善、更にはボディメイクにつながっていきます。

くろやま鍼灸整骨院では、産後特有の骨盤のメカニズムを熟知し、様々な不調の改善のお手伝いをしています。

また、産後のお母さんが安心して施術を受けられるように個室での施術になります。

 

くろやま鍼灸整骨院では、捻挫やスポーツでの怪我を専門でみるところ、腰痛などを専門に診れる院であると同時に、産後の方や婦人科疾患でお悩みに専門的に対応できる院を目指しています。

産後の方、妊婦さん、婦人科疾患でお悩みの方は今すぐ、くろやま鍼灸整骨院にご相談ください!

生野区今里くろやま鍼灸整骨院 産後・回復期間と体の特徴

子宮の大きさ 
産後6~8週間かけて、妊娠前の大きさに戻ります。

ホルモン   
母乳を与える事によってオキシトシンが分泌されます。
子宮の収縮が促されるため子宮の回復に役立ちます。
結果として母体が回復していきます。

悪露
子宮から排泄される分泌物です。
おおよそ産後1~2か月掛けて排泄されます。
経産婦ほど排出が延長することが多くなる傾向があります。

骨盤
骨盤の靭帯の強度が徐々に回復し、だいたい3か月以内に元に戻ります。
  
骨盤比
会陰切開をした場合、裂傷部は1か月程度で修復しますが、骨盤底は弛緩、伸展しています。
個人差はありますが徐々に回復していきます。

       

生野区今里くろやま鍼灸整骨院 産後の骨盤周囲に関する機能障害の原因

①骨盤の歪み

骨盤は寛骨と仙骨で構成されています。
仙骨と寛骨は仙腸関節という靭帯で補強されていますが、わずかに可動性があります。
妊娠中胎児の大きさなどの影響を受け骨盤の開きや歪みが起きてくると、仙腸関節や恥骨結合は過度の可動性を持つことになります。
改善には骨盤の安定に関わるインナーマッスルを働かせます。
骨盤の歪みを修正し安定させます。

②軟部組織の弛緩・伸張

妊娠期にホルモンの影響により靭帯、筋の弛緩が起きます。
子宮の増大により骨盤底や腹筋への負荷がかかり筋・筋膜の伸張性が増します。
分娩により骨盤の開きが起きます。 

こうした原因から骨盤の安定性が欠如します。
そのため仙腸関節や恥骨結合を始め体重支持機能も低下し関節にずれが生じるので股関節周囲の痛みなどを起こします。
また腹部の筋肉が伸ばされることで腹直筋離開、骨盤底が伸ばされ内臓下垂などの原因にもなります。
改善には骨盤の歪みを整え、伸びてしまった組織をしっかり縮めて使うことが大切です。
そうすることで徐々に長さが整ってきます。

※補足
骨盤内には膀胱・子宮・直腸があります。
骨盤の中の臓器を支える仕組みは、恥骨や仙骨から臓器に付着する靭帯によるものです。
そうして安定性が保たれています。
また骨盤底筋群と共にシーツ状に張り巡らされている筋膜が支えとして機能しています。
したがって、骨盤の歪みが起こると筋膜のねじれが起こるため骨盤底機能の低下につながります。

③神経系のエラーパターン

・妊娠中に子宮が大きくなり腹部や骨盤底への負荷がかかり続けること
・会陰切開や裂傷による骨盤底の損傷

上記を理由に神経系の損傷、組織が過剰に引き伸ばされることで筋制御のエラーが起こる原因となります。
そのため、排尿、排泄機能障害、子宮脱、腰痛、骨盤痛などを引き起こします。
改善には骨盤底や腹部の筋肉をしっかり使うことで脳から関連筋肉への命令がスムーズにいくように機能を回復させます。

※補足
筋の収縮は脳に制御されています。
怪我などの理由であまり筋肉を使わないでいると脳から使いたい筋肉に命令が伝わりにくくなります。
なので脳と筋肉がうまく連携をとれるようにするには筋に収縮刺激を起こす必要があります。